染め分け道場のためのメモ

2020年6月1日

今日，一つ目（予定）。

昨日はおりぞめzoom道場で黄と青の染め分けをしました。

楽しかったです。内容の報告はいずれということにします。

道場の前にわたしが考えたり，したことのメモを二つ。

●一つ目…問題に対するわたしの応え

今回の道場のきっかけとなった染め紙の問題。

その一…このABCDの模様のうち，あなたはどの模様が好きですか。

その二…実際におりぞめで染めるとしたら，最も難しいのはどれだと思いますか。それとも，どれも同じくらいの難しさだと思いますか。

染めた紙です。　　　　　　　　　　

A　　　　　　　B　　　　　　　C　　　　　　D

この問題にわたしなりに応えておきます。

その一…好きなのはDです。Dを作りたいと思って作ったところ，色ちがいだと他にどのような模様ができるかということで4種にたどり着きました。そうなれば，当然，染めてみたくなります。

その二…実際に染めてみれば，圧倒的にBが難しいです。ACDの差よりBがはるかに難しいです。わたしの体験でもACDを考えた総時間よりBを考えた時間の方が多いです。ACDははじめにどこを折るかということがわかるのです。しかし，Bは最初にどこを折るかがわからずに苦労しました。

●二つめ…染め分けを教える順序

今回，ABCDに行く前に＜染め分け＞を教えることにしました。そのために教材を作ることができました。

わたしの考えた4枚とその教える順序も考えました。

ここで問題。まず，染め分けの課題の練習に4枚と決めてこれらを選びました。

そこで，これらを教える順序はどうだと思いますか。

ちなみに，難しさの順序をわたしなりに考えました。

い→ろ→は→に　です。

教えるとしたら，やさしい順番でしょうか。

に→は→ろ→い　でしょうか。

あなたはどのような順番で教えますか。

ちなみにわたしが実施した順番はやさしい順でも難しい順でもありません。

教える順を考えて実施しました。

昨日の道場に参加した人には好評でした。

学ぶ順ではなくて，教える順です。

学ぶ順というのは一人で誰に教えてもらうこともなく考えてやっていくにはやさしい順がいいと思います。しかし，わたしが教えるということはいろいろな伝え方ができます。そこで，考えた順番です。

よければ，あなたならどうするかと考えてみてください。

もちろん，考えなくてもおりぞめはたのしめます。

また，わたしも昨日の経験で染め分けの紙そのものが変わるかもしれません。そうなれば，順番も変わります。

今のところのわたしの順番ということです。