『X格子フシギ技３連染』

2021年3月1日

昨日の日曜日，映画を観てきました。その映画のことを知ったのは26日金曜日。1月29日公開でテレビで予告編をやっていたりして，つれあいは存在を知っていました。

2015年に21歳の大学生が出会い，2020年までのラブストーリー。おじさんにわからないだろうなと思いながら「ラブストーリーがやりたかった」という俳優の言葉に従っていきました。

東京のいろいろな場所，同時代の音楽，作家，アーティストなどが次々と話の中に出てきます。そのほとんどはわたしにはわかりませんでした。わたしがわかったのは〈スマップの解散〉ぐらい。本人役で二組が出てきますが，一人はわたしは名前は知っていましたが，それが本人ということは，映画の中で説明されるまではわかりませんでした。もう一組は全く知りませんでした。

細かいことがわかる人は大興奮でたのしめるのではないかと想像できます。細かいことがわからないわたしにも状況はわかるように作られて，〈わからなくても気にならない〉映画でした。おもしろかったです。

色と形という映像で描かれているいろいろなことがおもしろかったです。例えば，出会うときの二人はおそろいの白のスニーカーで，卒業してから社会の中で生きていく二人は黒の革靴という風に。特に，青でまとめられた場面はとても印象的でした。色が印象的に使われている気がしました。ネタバレになるので，これくらい。わたしの気づかない仕掛けもたくさんあるのだろうなと思わせてくれました。

タイトルは『花束みたいな恋をした』。

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実は，今日，月曜日も映画を見に行きます。こちらは，わたしが興味関心を持っている俳優さんが出ていて，以前から観るリストに入っていて，2月26日に公開になったから行くというわけです。

たまたまですが，こちらも現代の東京が舞台で，二人が主役です。昨日の男女二人の物語が進行しているときに，今日の女子二人の物語が進んでいく。住むセカイがちがう二人が出会うことで生まれる物語。たのしんできます。

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昨日のタトウ式箱。

よく見れば，外側はステンドおりぞめですが，内側はステンドおりぞめではないけれど同じ模様のものがあります。

それ，ニコイチで染めたものです。〈ステンドおりぞめ冒険ハジメテ〉で体験して，はまって染めて，それを使ったというわけです。

ニコイチ，サンコイチの百作はすでに超えているわたしです。わたしにとってはけっこう，ニコイチ，サンコイチにまとめるのが難しかったです。輪ゴムが外れてしまうのです。困ったピンチはチャンスというか，困りごとが今までにないことを生むきっかけになります。

そこで，生まれたのが〈ニコイチ・サンコイチの場合の輪ゴムのかけ方〉です。

同じ輪ゴムのかけ方を三方向から撮ったものです。これを見てサッサとできる人はいないかもしれませんが，わたしと一緒に三回すれば身につくぐらいの技術です。わたしも教えることができる技です。

これと今までの輪ゴムのかけ方を組み合わせてします。サンコイチだとばらけるのを押さえる力やコツが必要かもしれませんが，〈留めるんだ〉という意志を持って取り組むことでわたしはできています。

これも2方向ですが，輪ゴムは2本かけています。見てわからないといわれるかもしれませんが，一度にこの形になるわけではありません。1本ずつかけてこうなるというわけです。これも一緒にすれば伝えることのできる技術です。

【アヤシイ話:新しいことやモノにすぐ名前をつけたがるわたしの癖。今までの輪ゴムのかけ方は「辺ペケ（×）」でニコイチ・サンコイチのために作ったのは「山ペケ（×）」。わたしの趣味の話です。】

これを染めている様子。

こんな風にしてサンコイチで染めた3組を紹介。

タイトルは

『X格子フシギ技3連染』

〈3連染〉はサンコイチと三組の両方にかけてあります。サン×三で9枚というわけです。

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佐藤さんがこのX格子リダイにはまって，画像を送ってきてくれました。

X格子の畳み違えをして，二角夾辺でリダイした染め紙です。